ID

1. 基本情報

説明 一意な識別子
語源 IDentifier
根源型 なし
使用属性 id

2. 解説

2-1. 概要

IDデータタイプは、文書中の要素を唯一無二に特定できる、任意の識別子を記述する為の基本的なデータタイプです。即ち、ある値が同一文書中で二回以上現れる事は許されません

2-2. 前処理

IDデータタイプでは、ホワイトスペース( ( #x9 | #xA | #xD | #x20 )+ )が、スペース(#x20)に置換されます。また、値の先頭と後尾に付いているホワイトスペースは、全て削除されます。

2-3. 書式

IDデータタイプの書式は、次のNameの通りです。

[プログラムコード開始]

NameChar ::= Letter | Digit | '.' | '-' | '_' | ':' | CombiningChar | Extender
Name ::= ( Letter | '_' | ':' ) NameChar*

[プログラムコード終了]

詳しい事は、XMLの仕様書やUnicodeCode Chartsに任せるとして、語句に含まれる文字を簡単に説明します。

Letter

各国語のアルファベット的文字……ラテン語のアルファベット(a、b、c、……x、y、z、A、B、C、……、X、Y、Z)や、日本語の平仮名、片仮名などを含むBaseCharと、漢字など、表意文字を含むIdeographicを含みます。

Digit

各国語の数字的文字……算用数字(0、1、2、……、7、8、9)などを含みます。

CombiningChar

読み分け記号(発音記号のアクセントや、伸ばし記号など)など、複合文字を含みます。

Extender

繰り返し記号(々やヽ、ゝなど)を含みます。

IDデータタイプに使える文字は、これらLetterDigitCombiningCharExtenderの他に、ドット(.)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、コロン(:)が使えますが、上記の書式を見ると判るように、IDデータタイプの一文字目は、Letter、アンダースコア、コロンしか使えません。つまり、<h2 id="2006">は誤りで、<h2 id="year.2006">などと書く必要があります。

2-3-1. 好ましくない値

IDデータタイプを書くには、上記の書式に則ればいいのですが、幾つか使用するべきでない形式があります。

まず、大文字小文字に関わらず、xmlで始まる値(xml、XML、Xml、xMLなど)は使用するべきではありません。XMLの将来のバージョンの為に予約されています。

加えて、XMLネームスペースとして扱う以外の目的では、コロンを使用するべきではありません。カテゴライズ目的なら、ドットやハイフンで代用しましょう。

[ID]
Published : 2006-03-26T09:00:00+09:00
Last Modified : 2006-03-30T09:00:00+09:00
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