LinkTypes

1. 基本情報

説明 スペースで区切られた複数のリンクタイプ
語源 LINK TYPES
根源型 NMTOKENS
使用属性 rel, rev

2. 解説

2-1. 概要

LinkTypesデータタイプは、リソース間の関係を表します。値には、慣習的に認知されているものの中から選んで書くか、head要素profile属性で指定したプロファイルで扱い方を説明した、ユーザ定義の値を書きます。

この値は、大文字小文字の如何を問いません。即ち、Alternatealternameは同じ意味を持ちます。また、嘘か本当か、ホワイトスペースを書いてはいけないそうです……が、根源型はNMTOKENSデータタイプなので、XHTML 1.1の仕様書が、HTML 4.01の仕様書からまるごと説明をコピーして、修正していないだけだと思っています(HTML 4.01時代は、LinkTypesデータタイプの根源型はCDATAデータタイプでした)。しかし、ユーザーエージェントの対応までNMTOKENSデータタイプかどうかは判らないので、スペースで区切るのが無難でしょう。

2-2. 値の候補

2-2-1. 慣習値と、その扱われ方

ユーザーエージェントによっては、これらのリンクがhead要素に含まれている場合、ナビゲーションバーを表示して、ユーザの役に立つような機構を用意する事ができます(Operaなど)。

Alternate

リンクをしている文書の、代替版を表します。hreflang属性と共に使われれば別言語の翻訳版を、media属性と共に使われれば別の形態の版を意味します。

Stylesheet

外部スタイルシートを表します。Alternateと共に使われると、ユーザが代替選択可能なスタイルシートを意味します。

Start

文書が属する一連のドキュメント群の中で、最初に読んでおいてほしい文書を表します。例えば、短編小説を幾つかのファイルに分けて公開する時、2ページ目以降の文書で、この値で1ページ目にリンクしておくといいでしょう。

サーチエンジンによっては、検索結果の表示の時、その文書に<link rel="Start" href="startDocument"/>といったリンクが含まれていた場合、startDocumentも一緒に表示するかも知れません。

Next

文書が属する一連のドキュメント群の中で、この文書の次に読んでほしい文書を表します。ユーザーエージェントによっては、読み込みの体感時間を短くする為に、これで示された文書を先読みしてくれるかも知れません。

Prev

文書が属する一連のドキュメント群の中で、この文書の前に読んでほしい文書を表します。

Previous

Prevと同じですが、ユーザーエージェントによってはサポートされていないかも知れません。

Contents

文書が属する一連のドキュメント群の目次を提供している文書を表します。多くの場合は、同階層のindex.htmlとか、親階層のindex.htmlなどでしょう。

ToC

Table of Contents。Contentsと同義ですが、サポートされていないかも知れません。

Index

文書が属する一連のドキュメント群の索引を提供している文書を表します。

Glossary

文書で使用されている、一般的でない語の語義を説明した文書(用語集)を表します。

Copyright

文書の著作権に関する声明や説明などが書かれた文書を表します。

Chapter

文書が属する一連のドキュメント群の、章となる文書を表すそうです。よくわかりませんが、多分、章を構成する幾つかの文書の内、最初に読んでほしいページを示すのでしょう。

Section

文書が属する一連のドキュメント群の、節となる文書を表すそうです。

Subsection

文書が属する一連のドキュメント群の、サブセクションとなる文書を表すそうです。

Appendix

文書が属する一連のドキュメント群の、付録となる文書を表します。

Help

文書、あるいはサイトに関連したヘルプを提供する文書を表します。ヘルプページでは、サイト内の様々な情報にアクセスする為にはどうしたらいいのかとか、見やすい画面で見るにはどうすればいいのかとか、一歩進んだ利用方法を説明したりするといいでしょう。

Bookmark

文書の中で、要点となる箇所へのリンク(栞)を表します。文書が長ったらしくなった時、これを使って要点を示しておくといいでしょう。複数個、Bookmarkを定義する事ができます。

2-2-2. ユーザ定義の値

head要素profile属性でプロファイルを指定し、値と、その値の扱われ方を説明する事で、新たなリンクタイプを追加していく事ができます。とは言え、現段階で、上記のリストに載っていないような語彙が必要になる事はあまり無いと思います。

なお、プロファイルを使用した値の追加例として、Dublin Coreがあります。メタデータの統一的な語彙を定義して、より情報交換を明快にかつ便利にする事を目指したものです。Dublin Coreの語彙を取り込む手法については、The Web KANZAKI - メタ情報とセマンティック・ウェブ - Dublin Core: メタデータを記述するボキャブラリに詳しい説明があります。

[LinkTypes]
Published : 2006-03-26T09:00:00+09:00
Last Modified : 2007-02-19T09:00:00+09:00
Table of Contents : データタイプ目次
Index : データタイプ索引
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