q

1. 基本情報

説明 インラインレベルで引用をする
語源 Quotation
所属モジュール Text
所属コンテントセット Inline, InlineFormattable
内容 PCDATA, Inline
内容の書式 ( PCDATA | Inline )*
関連項目 blockquote, cite
公式な実装 DTD

2. 属性

2-1. 一般属性

属性 属性値の型 説明
Common [属性コレクション]

XHTMLの要素が大抵持っている、一般的な属性を集めたコレクションです。

2-2. 固有属性

属性 属性値の型 説明
cite URI (CDATA)

引用元の文書のURIを指定します。

3. 解説

3-1. 概要

q要素は、引用を表します。同じく引用を示す要素にblockquote要素がありますが、「引用文の長さによって使い分けるといいですよ」という程度で、これも明瞭な使い分けの基準はありません。見やすいと思った方を使えばいいでしょう。

q要素はインラインレベル(Inlineコンテントセット)で表示される事が多く、デリミタ──即ち、引用符がユーザーエージェントによって挿入される事が義務付けられています。ところが、デファクトスタンダードのInternet Explorer 6.0は引用符の自動挿入をしない上に、XHTML 2.0では、これまでのバージョンとは打って変わって引用符の自動挿入を禁止しています。引用であるという事が伝われば、引用符があるかどうかは大した問題ではないのですが、困ったものです。

3-2. 使用例

引用というのは、(大抵の場合)著作権の存在する他人の文章を一部借りてくる行為ですから、それを侵害しない為に、引用元や原文の著者などの情報は必須です。ただ、その点を守れば、引用というのは効果的に読者を説得できる手段になりえます。

引用元(書籍名、声明名、あるいはその言葉を発した人の名前など)は、cite要素でマークアップします。引用元の文書がURIで表せるならば、cite属性を使って示しておくと親切かも知れません。

[プログラムコード開始]

<p><q>パンが無いなら、ケーキを食べればいいじゃない</q>──ルイ16世の妃、<cite>マリー・アントワネット</cite>が、食べるものが無くなって王城に慈悲を乞いにきた民衆に言ったとされる言葉である。もとより真偽の程は定かではないが、何れにしても、当時のフランス王朝がどのような政治を行っていたかについて、その片鱗を窺わせるものである事には違いあるまい。……</p>

[プログラムコード終了]

[q]
Published : 2006-03-26T09:00:00+09:00
Last Modified : 2007-02-10T09:00:00+09:00
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