XSLT 2.0、XPath 2.0が勧告(2007-01-23)

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概要: げげげぇ(何て汚い言葉遣いなんだ)。XSLT 2.0とXPath 2.0が2007-01-23に勧告されていますよ! W3Cの新着情報はRSSでSyndicateしてたのに、見落とすとは……。何の為に...

げげげぇ(何て汚い言葉遣いなんだ)。XSLT 2.0XPath 2.0が2007-01-23に勧告されていますよ! W3Cの新着情報はRSSでSyndicateしてたのに、見落とすとは……。何の為にチェックしてるんだか……はぁ。

ま、それはともかく待望のXSLT 2.0とXPath 2.0ですね。風の便りに聞いた所によると、XPathでは結果ツリーフラグメントをノードセットに再評価する事が仕様で定められるとの事でしたが、さて……

ほう、結果ツリーフラグメント(Result Tree Fragment)は消えたんですね(The result tree fragment data-type is eliminated.)。変数結合要素(と訳すのか? Variable-binding Element。xsl:variable要素とxsl:param要素の事)の値は、全部テンポラリツリーになるようですね(A variable-binding element with content (and no as attribute) now constructs a temporary tree, and the value of the variable is the root node of this tree.)。テンポラリツリー(Temporary Tree)はソースツリーでも最終結果ツリーでもない全てのツリーで、ソースツリー(Source Tree)というのはXSLT変換の入力で与えられるツリー(*.xmlファイルなんかで記述するツリーの事ですね)、最終結果ツリー(Final Result Tree)というのは最終出力にそのまま吐かれるツリーの事のようです。そして、テンポラリツリーはノードセットとしても扱える! いやあ、素晴らしい。これで、仕様書も言っているように独自実装のnode-set関数は消え去るでしょう。そして、MozillaやOperaでも僕の望むようなXSLT変換ができるようになるでしょう! ……って、Operaはまだdocument関数すら実装されていないんでした。……今、Opera 9.10にバージョンアップしてみましたが、Changes logにも書いてないし、実験しても駄目でした。

XSLT 2.0とXPath 2.0に対応するユーザーエージェントはいつ頃登場するでしょうか。IEが一番早そうですかね。今から楽しみです。

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このページは、E+Xが2007年2月12日 00:51に書いたブログ記事です。

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